好きな事があるって素晴らしい・・・亜委です

娘が通う塾(大手の進学塾とは違って、子供の将来も考慮して指導してくださるユニークな教室)の懇談会で…先生曰く、
「本田バレエの生徒さんは、うち(塾)に来ても、お行儀がいいし、挨拶はきちんとしてくれるし、とても良い子たちばかりですね。バレエも踊って見せてくれますよ」

そして、

「バレエの魅力って素晴らしいですね」
「バレエが大好きで続けたいから受験も乗り越えられるし、好きな事がある子は入学してからもぐんぐん成績は伸びています」
「しかし、受験のために好きな事を諦め、合格そのものが目標になってしまった生徒は、せっかく頑張って目指す学校に合格できても、次の目標ややりたい事が見つからず登校拒否になる子が多いんです・・・燃え尽き症候群です」
とのこと。

バレエをとても応援してくださる塾の先生。
大抵の塾では「他の習い事禁止令」が出るくらい、朝から晩まで勉強勉強勉強…
なので、泣く泣くバレエを辞めていく生徒を何人も見てきました
私たち教師も、バレエがこれからという時に辞めてしまうのでガックリ。
もちろん、本人がバレエを嫌になって、やめる理由に受験を持ち出しているならいいんですが、問題なのは本人が真剣に続けたい場合です。
私はいつも生徒に、
「好きなバレエはとても大切な息抜きの時間です。
気分転換しないと成績も上がらないし、頭に何も入りませんよ」
と、声を大にして言っています。
現にバレエを休まず両立しながら受験勉強に励み、中には塾にも通わず自力で勉強して、難関校に合格した生徒もいます。
好きなことがあるから頑張れるんですよね。

好きな事があるって…素晴らしい事なんです!


「本当に好きなことがある子供は強い」
この言葉はある本からの引用なんですが、実は私が言いたいことがそのまま書かれているような本なんです。

それが、「算数と国語を同時に伸ばす方法」(小学館)宮本哲也著

購入のキッカケは、著者の宮本先生がテレビ番組で指導理念を話されるのを聞いたのと、実際に娘が算数が得意で国語が苦手だったことから。


題名のとおりの内容がメインなんですが、本の後半からこの先生の指導方針やご自身の生い立ちに話が及ぶと、そうそうこれこれ!という内容に感動すら覚えました。

子供の育て方は人それぞれですが、子供が生きていく上で親としてとても大切な考え方が書かれていますので、一度は読む価値のある本だと思います。

興味のある方はぜひ! Amazonで買えます。