上手になった!、、、亜委です

学園長の亜委(あき)です。

あなたは、

「コンテンポラリーダンス」

をご存知ですか?
最近のコンクールなどを経験したり見たことがある方なら、恐らくご存知ではないでしょうか・・・

それだけ今ではクラシックバレエには欠かせない存在の「コンテンポラリーダンス」ですが、

私が現役の頃には「創作バレエ」として、ある意味クラシックバレエとは対極の存在でした。

というのも、クラシックバレエは、基本に忠実に踊ることが前提なので、

・腰を引き上げて!
・お腹をしめて!
・ひざ横!
・かかと前!

などなど、極端に言うと「型にはめる」踊りなのに対して、

コンテンポラリーダンスは力を抜いて筋肉を緩め、身体全体を解放させて自由に表現する「型にはまらない」踊りだからです。

しかしどんどんクラシックバレエも進化する中で、従来の技法では表現力や柔軟性がもの足らず、逆にコンテンポラリーダンスだけでは優雅さや美しさに欠ける部分も。
なので、今ではお互いの「いいとこ取り」とばかりに、クラシックバレエにコンテンポラリーダンスの要素を取り入れてる流れが強まっていて、すでに海外のバレエコンクールではコンテンポラリーダンスも審査対象に含まれるなど、その必要性が高くなっています。

そこで、本田バレエでも今年5月からコンテンポラリー界で有名な「玄 玲奈」先生をお招きして、

「コンテンポラリークラス」(以下:コンテクラス)を立ち上げました・・・

私自身、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー留学中にちょうどコンテクラスがスタートしたので必死に頑張った記憶があります!

しかし、クラシックしか踊ったことのない私には衝撃的な踊りで、身体をどう動かしたら良いのか全く分からず、今思えばとっても恥ずかしい格好をしていたような(-_-;)

今、コンテクラスを受けている生徒達も同じように悪戦苦闘する子もいれば、

普段のレッスンでは見たこともないほどイキイキと踊る子もいて、新発見の連続です(^_^;)

 

しかも、先日の発表会では初回からずっと(といっても数回ですが・・・)受講している数名のソロヴァリエーションの踊りに、変化が見られるじゃないですか!

まだまだ未熟ですが、明らかに背中や首のラインの使い方がしなやかになり、身体全体をコントロールして大きく踊ろうとしているのをみて、客席から見ていた私はウルッとするほど感動してしまいました、、、
コンテクラス受講生たちは、みんなとっても楽しんでいますよ!

クラシックとは違う踊る楽しさを知ることは、クラシックバレエ上達の大きなチャンスでもあります!

まだチャレンジしていないあなた・・・

もし少しでも興味があれば、一回だけでも受けてみませんか?

めっちゃいい感じでハマるかも!

知らない自分に出会えるかも!

いつでも亜委先生や担当の先生に相談してくださいね(^_^;)