頑張って!、、、亜委です

学園長の亜委(あき)です

 

9月に入ってから、

初めてトゥシューズを履くたくさんの生徒たちに、シューズを渡したときのこと・・・

 

待ちに待った憧れのトゥシューズですから、みんなとっても嬉しそうな笑顔がこぼれます!

 

私も初めてもらった時は、嬉しくて寝る時も枕元に置いたなあ・・・

 

でも、大先生から渡されたとき「頑張りなさいよ!」とも言われた言葉が気になっていました・・・

「いつも頑張ってるけどなぁ、どういう意味なんだろう???」

 

でも、大先生の言葉の意味を理解するのにそう時間はかかりませんでした・・・
というのも、トゥシューズをはいたら先輩バレリーナのようにクルクル回ったり、
脚を高く上げて止まったりが簡単に出来ると思っていた私は、現実に打ちのめされたからです(~_~;)

 

必死に腰を引き上げて、つま先の先まで伸ばして、頑張って頑張ってレッスンしないと、

つま先立ちできれいに踊ることなんて至難の技!

「つま先立ちって、何て難しいことなんやろ、、、」

それまでは順調に上達していた私は、この事実に凹んでしまいました(-_-;)
初めてトゥシューズを履くあなたもちょっと不安になっていませんか?
でも、大丈夫!

 

「トゥシューズの壁」は先輩たちもしっかり乗り越えて、今では素敵なバレリーナになっているのですから!

今はまだ生まれたてのヒヨコみたいにフラフラしながらでも、
先生の言う通りしっかりレッスンすれば、必ずきれいに立てるようになりますからね!

 

で、そのビフォー・アフターがこちら・・・

ほら、初めてとは思えないくらい、とってもきれいに立てているでしょう。

 

あんなに小さかったみんなが、こんなに成長してくれたことが嬉しくて嬉しくて、

見るたびにウルウルしてる私です、、、

 

でも、これはあくまでも通過点!

一段一段レベルアップしながら、誰も見たことのない頂上からの景色を見られるように、これからも一緒に頑張りましょうね!!

 

追伸

△歳になったら自動的にトゥシューズを履かせる教室もあるようですが、成長期の脚の状態はレッスン回数や習熟度、骨格や筋肉の違いなどによる個人差が大きいため、当スクール=[本田メソッド]では一人ひとりの身体の状態を慎重に見極めて履かせるようにしています。

逆に、ある程度の年齢以上になると体重が増えすぎて立てなくなるため、いつでもOKというわけでもありません。

そのため、最終的にはあくまでも私達教師の経験を踏まえた判断になりますが、それは普段のレッスンから生徒たちの身体の状態を把握しながら、各人に適切な指導を重ねているからこそ可能な判断でもあります。

「トゥシューズ」を履くことが目的化するあまり、未熟な子供に安易にトゥシューズを履かせるような行為を望む方には当スクールは不向きでしょう。

しかし、もしあなたがお子さんのためを思って真剣にバレエ教室をお探しなら、どうぞ安心して私達にお任せください!