お衣裳って大切、、、亜委です

学園長の亜委(あき)です。

 

先日、世界三大バレエ団である英国ロイヤルバレエ団の大阪公演【ロミオとジュリエット】を観に行って来ました!

場所(舞台)はあのフェスティバルホール・・・

私達のバレエ団公演もこの舞台を使うので、よく知る舞台裏を想像しつつ、久しぶりに観る側として楽しみにしていた舞台です。


で、観た感想を一言で言うとしたら

「豪華絢爛」

とてもステキな舞台でした!

 

ダンサー、お衣裳、舞台装置、オーケストラ、指揮者、照明などなど

何もかもが豪華で何から表現すれば良いか迷ってしまったのですが、

ダンサー達の仕上がりはプロフェッショナルの集団なので当然完璧。言うまでもありませんので、横へ置いといて、、、

 

私が感動したNo.1は [ お衣裳 ]

 

どのお衣裳も豪華絢爛でありながら、派手派手しさはなく、落ち着いた上品なものばかりでうっとり見惚れてしまいました。
私こう見えて、、、

「衣裳作りが出来たら、これからとても役に立つから」

と、高校生のときに大先生からアドバイスいただき、洋裁の学校を出ておりまして、、、

なので、ロイヤルバレエ団のお衣裳を見るのも、とても楽しみにしていました。

思った通りどれも上品で、あらゆるお衣裳が何とも言えない色合いで製作されていました。

派手すぎず、地味すぎず、ステキな色使い。

デザインも斬新すぎず、古すぎず。
とても勉強になりました。

 

縫製もしっかりしていて、ひとつひとつとても丁寧に仕上げられ、ベテランの縫製スタッフがおられるのがわかりました。

さすがロイヤルバレエです。
生地の種類、色の染め方、デザインなど、おこがましいですが全て抜群のセンスですね。

今回の演目は、クラシックチュチュと呼ばれる短い丈ではなく、スカートのお衣裳だけでしたから、
何とも柔らかい素材のスカートが、

回るたびにふんわり。

ジャンプのたびにひらり。

と、
そのお衣裳をステキに着こなして踊っているダンサー達にまたウットリでした。
ロイヤルバレエ団のお衣裳を見ていて

大先生から常日頃言われていることを思い出しました。

「舞台では必ず美しいお衣裳を生徒に着せてあげなさい!」

「お衣裳ひとつでダンサーが何倍にもステキに見栄えして、踊りを助けてくれる存在になるのよ」
と。

お衣裳が美しいとダンサー達のモチベーションが上がり、パワーとなってとても素晴らしい踊りを発揮する!

大先生からの教えは本当にその通りだと改めて実感しました。

 

私がまだ子供の頃に出演していた発表会では、大先生が全部デザインして、それをお衣裳製作専門のご友人が縫ってくださっていました。

オーダーメイドのお衣裳を当たり前のように着せてもらっていたなんて、昔はなんと贅沢な(^_^;)
今でもその方に縫ってもらったお衣裳はビクともせずに着ることができます!!(30年以上経ちますが、生地も縫製も素晴らしいので、いつまでも着心地バツグンです)

さぁ、バレエカーニバルで着るお衣裳がまもなく到着しますよ!

このお衣裳もバレエ団公演で使っている東京のバレエ衣裳専門工房のもので、貸衣裳ですが当スクール用に新品同様の特別なものを送っていただいています。

あなたがステキなお衣裳を着て自信いっぱいで踊る姿を、先生は今からとても楽しみにしていますね!!

 

大阪フェスティバルホールの大階段で、一緒に行った団員/スクールの皆さまと記念写真。